〜小さなひとくちに、2日分の手間と想いを〜

大西堂の「ひとくちおやき」は、見た目は小さくても、
その一つひとつに、職人の時間と工夫、そして信州の恵みが詰まっています。

生地づくりにかける時間は、約2日。
効率よりも「おいしさ」を選び、手間を惜しまず仕込んでいます。


① 粉の配合

使用するのは、
長野県産の強力粉・全粒粉・国産もち粉。

それぞれの個性を活かすため、
配合は大西堂オリジナルの比率です。

そこへ、水と牛乳を加え、やさしく混ぜ合わせます。


② オートリーズ製法

粉と水分を混ぜた生地は、すぐには練りません。

フランスパン作りで使わる「オートリーズ」と呼ばれる製法で、
いったん寝かせることで、
粉が水分をしっかり吸い、グルテンが自然に形成されます。

これにより、
✔ もっちり
✔ 伸びのある
✔ 歯切れの良い
生地へと変わっていきます。


③ 低温長時間発酵

オートリーズ後、
砂糖とドライイーストを加え、
丸一日、低温でじっくり発酵。

時間をかけることで、
生地にやさしい甘みと、奥行きのある風味が生まれます。


④ 包餡・成形

発酵を終えた生地で具材を包み、
ひとつずつ手作業で成形。

ここから、
下練り → 本練り → 成形まで含め、
仕込みから完成まで約2日間をかけています。


⑤ 蒸し → 焼き

成形したおやきは、
まず蒸し器で 15分間 蒸します。

その後、
オーブンで 約5分間 焼き上げ、
表面にこんがりとした焼き色をつけます。

この「蒸し+焼き」の二段階製法で、
外は香ばしく、中はふっくらもちもちに。


小さいからこそ、手間をかける

大西堂のおやきは、ひとくちサイズ。
でも、その中には――
2日分の仕込みと、妥協しない想いが詰まっています。

「小さくても、記憶に残るおやき」を。
それが、私たち大西堂の原点です。